中学も3年を迎えたのに、身長がなかなか伸びない、という女子中学生の悩みを聞くお母さんやお父さんも多いと思います。
なかなか伸びない身長にコンプレックスを抱き、毎日学生生活を送っているのかもしれません。
そこでお子さんにできる身長が伸びるアドバイスや対処法をお伝えします!
女子中学生の時代は身長の伸び幅が減少
男子と違って女子の場合、中学生に入った12歳ごろがもっとも身長が伸びる時期です。
平均すれば4センチから5センチも伸びます。
しかし、その後、15歳にかけて伸び幅が少なくなっていきます。
そのため、できれば、12歳ごろに身長を伸ばすためにいろいろな対策をしなければなりません。
個人差はありますが、中学生の時期は女子にとって、心の成長とともに体の成長もとても大切な時期をむかえているものと考えておいてください。
成長ホルモンを意識した睡眠方法
身長を伸ばす、体を作る成長ホルモンは夜間、睡眠時に大量に分泌されています。
成長ホルモンが分泌されるのも、この時期が一生で最大の量となります。
そのためには、毎日やりたいことをやった後に、できるだけ早く就寝し、たっぷりと睡眠時間を取ることです。
早くベッドや布団に入っても、なかなか眠れないこともあり、結果的に睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。
夜できなかったら、朝早く起きてしっかりと体を動かすよう、毎日の体調のリズムを整えるようにしましょう。
早寝早起きは、基本です。
肌荒れやニキビの多い中学生女子もしっかりと眠ることがとても大切です。
成長ホルモンが分泌されるとダイエットにもいいので、食事制限や無理な運動もしなくていいんです。
ダイエットは不要、バランスのよい食事が最も大切!
早寝早起きは、成長ホルモンにもいいだけではなく、朝食をしっかり食べる時間が取れることです。
中学生女子には、たくさんの量の食事ではなく、豊富な栄養素、いろいろな種類の栄養素をバランスよくとることが大切です。
朝礼で貧血を起こしやすい女子も多いのですが、タンパク質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく、無理なくとるようにしてください。
見た目を気にして、やせようとする無理な食事制限はやめておいてください。
生理不順や婦人科系の疾患にもなりやすい不安定な時期です。ダイエットにより、必要な栄養分が足りない状態になります。
鳥のささ身やムネ肉、魚介類、野菜が主体の食事がおすすめです。
そして、足りない栄養分があれば、成長期の一時期にしぼって、子供用の総合サプリメントをとってもいいでしょう。