私が子供の身長を気にし始めたのは…

思い出してみると、母親である私が自分の子供の身長を気にし始めたのは、子供がまだ1歳半の検診で身長体重を測ったときだったと思います。

市の保健師さんから「(成長曲線)枠内のギリギリですね」と言われました。

 

とは言え、私は身長のことばかりを気にして子育てをしていた訳ではありません。

2450gで産まれた息子、産院で初めてつけられたあだ名は「おチビちゃん」でした。

 

そのあだ名の通り、ナースステーションに並んでいる新生児の中で、一番小さな赤ちゃん。

 

小さくて可愛くて、その当時の私は何も心配せず、無事に産まれたことだけに感謝していました。

ほとんどのお母さんがそうであるように、子供の友達作り、子供が楽しめる場所を見つけること「まずはそれが一番大事だ」と考えて、サークルや公園にできるだけ出掛け行きました。

 

「あ、あの子はうちの子と同じ位の背格好だな♪
お友達になれたら、これからお付き合いできるかな♪」

そんな期待を胸に、公園やサークル、近所のお散歩で声を掛けていました。

 

ところが、息子と似たような背格好の子供は、ほぼ全員、1学年下の子供さんばかりだったのです。息子は3月末生まれということもあり、同学年になる子とは明らかに大きさが違いました。

そしてそのまま3歳になったすぐに幼稚園に入園しました。制服はもちろん一番小さいサイズもブカブカな状態です。

登園し出して感じたことは、小さな子供でも「身長が高い低い」が「存在感の大きさ」に繋がっているのだということでした。

なんとなくリーダー的な子供さんは、しっかりした体格をしているように思ってしまうのです。

 

身長のことで息子が劣等感を感じないためにも、親の私が必要以上に気にしてはダメだとわかってはいても、お友達と遊んでいる姿を見ているとどうしても、心の片隅では常に身長のことを気にしてしまうものでした。

 

園でも恐らく「身長の低さ」のことを言われる機会もあったのだと思います。

そんなことは、親の私には決して何も言いませんでした。まだ幼稚園生とはいえ、立派にプライドがあるものなのだと、胸を痛めたものです。